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エレキギター・クイントの作り方

クイント・ギター　　ネック加工-05　 ヘッドの加工
ギターヘッド加工	ギターヘッド・外周トリマー加工
ヘッドの加工は、外周をバンドソーで切断することから始めます。 鉛筆で書いた線の1.5〜2ミリ外側を切断し、ヘッドのテンプレートを両面テープで貼ります。 次に、ルーターベンチにベアリング付きビットを装着したトリマーを固定し、少しづつ削っていきます。 ビットの刃はベアリングと同じ直径なので、テンプレートにベアリングを押し付けながら削ると、 ヘッドがテンプレートと同じ形に加工されます。

ヘッド外周加工終了	ヘッド落とし込み加工
ヘッドの外周加工が終わると、このようにキレイな状態になります。 次に、ヘッドの落とし込み加工をします。　これはナットからペグへ弦が張られる際、角度を付けるための形です。 クイントギターのように平板からネックを作るときは、ヘッド面は指板面に対して階段みたいに１段下がった状態にします。 これに対してマーチンやギブソンなどの多くのギター（ウチではオッキオ、ミリンジェ）では、ヘッドに角度が付いており、 材料や手間の掛かる仕様になっています。（８ページ下段写真）